石巻レポート(2011/4/18-23)

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2011/4/28


東日本大震災が起きた3.11から数日経ち、自分に何ができるか自問し被災地を思い曲を作ったりもしましたが、1ヶ月経過しても依然多くの方が避難所生活を余儀なくされ、大きな前進が見られない中、ボランティアなど一切したことのなかった自分が突発的に単身ボランティアに向かい、過ごした一週間弱を時系列に記します。

ボランティア初心者の珍道中的側面が垣間みられ(本人いたって真剣なんですが)、一部参考になる部分もあるものの、決してボランティアに行くなら必読という類いのものではありません。

ボランティアに行くという行為の背中を押したのは間違いなくツイッターだったでしょう。


震災後早い段階からピーチジョン野口社長による現地へ物資を届ける活動を関心し見ていましたし、心理学者/哲学者:西條氏が「リミッターを外してとにかくできることをすべてやる」と言い切ってふんばろう東日本支援プロジェクトを立ち上げたこと(被災者が必要なものをボランティアが直接伺いamazonウィッシュリストに入れ、誰れかが購入して避難所に届くというダイレクト支援システムは素晴らしい!)、江頭2:50氏がひとりで被災地(2:46)の時計を4分進めたこと、新聞記者神田氏の以下のつぶやき


あえて呼びかけます。野次馬は言語道断なれど、心ある方、可能な方には現場を見に行ってもらいたい。とりわけ表現を生業とする方には。被災地に心を寄り添わせ、自分のこととして考えるために、それが一番だと思うから。節度さえ守れば不謹慎なことではなく、復興の妨げにもなりません。

2011/4/8


などなど。


いくつか挙げましたが、他方、いまだ避難所や親類・知人宅で待機している現地の方からの切なるつぶやきに後押しされたことも間違いありません。

とりあえず行けばやることはあるだろう、何かしらできるだろうと向かいました。上記野口社長はこうもつぶやいています↓


個人ボランティアの方法をよく聞かれます。遠慮なく3、4人の友達同士で車で被災地に行ってしまえばいい。例えば泥だらけになった家の片付けをしてる高齢者を見つけ、手伝いを申し出ればよい。そのための装備をして行けばよい。難しく考えることはないの。それだけでその家がどれだけ助かることか。

2011/4/4


どんなケースでもこの「押しかけ」方式がまかり通るとは思いませんが、既存の仕組みにとらわれ後手後手に回るよりははるかに本質的だと思います。

また、当初ボランティアを県内からのみ募集していた宮城県各災害ボランティアセンター(以下ボラセン)が広く県外からのボランティアを募集し出したことや、一人で日帰りでさえよい(※)といった記載があったこともハードルを低くしてくれたと思います。

(※)ボラセン側としてはできれば数日以上継続できる方を望んでいるのが正直なところだとは思いますが。たとえ1日でもゼロではありません、何かしら前へ進みます。

ちなみに石巻ボラセンの4/27現在のボランティアのべ人数は2万人を超えています。(石巻ボラセンだけで3つほどホームページがあり、情報が分散してるのがちょっと残念ですが)【続きを読む

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