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2007年05月 アーカイブ

2007年05月08日

フィルムメーカーズフィルムメーカー

映画が好きだ。
高1の夏に学祭用に映画を撮った。
8mmで。
タイトルは「PHANTOM」
幻影。
撮ったと言っても監督をしたわけじゃなく、撮影を担当した。
と言っても監督がファインダーを覗くわけでもなく、ちゃんとした絵コンテがあるでもなく、
演技指導的なことは監督がやったが、どういう作品になるか握っていたのは僕かもしれない(笑)
8mmの編集は手作業。暑い名古屋の夏の日、僕の家に3-4人集まって(野郎ばっか)フィルム切ったり、つなげたりしてた。
実はかなり長編だったんよ。
覚えてるのは、あれだ。ブロックがビルの上から落ちてきて、下にいた通行人に当たるシーンとか。
紙でブロック作って、下からカメラで撮って。
紙なもんで、風でフラ〜っと流れていっちゃったりして、NG連発(笑)
あと、ある集団とある集団が右、左からやってきて接触するシーン。
交互に見せるお決まりな感じだけど、当時はそんな映画のノウハウ(カットバックだっけか)を分かってるでもなく、でもなんか高度なことをやってる気になってて楽しかったね。
強面の数人が登場するアップのシーンで、上から撮影してたのは、多少そのへんのノウハウをかじった今にしてみれば若気の至り的な、だけど。
エンディングに流れたのは38スペシャルってバンドの曲だったな(オレが決めたんだけどw)
なんて曲か忘れたけど結構有名なやつだと思う。
この「PHANTOM」、実は学祭で数回上映したのち、というか学祭中に紛失してしまうのだ。
同じ教室で同じように映画をやっていて作品を妬んだ上級生が犯人だ、なんて説も流れたけど
今もって真相は謎のまま。
でも、「まぁ、結局PHANTOM(幻影)だったわけよ」みたいにオチがついて、それはそれでよかったんかなと。
見てみたいけどね(涙)
フィルムって代えがきかないからなあ。

長々と連ねたが、久々に会心の一撃な映画に出会った。
「虹の女神」

rainbowsong.jpg

長くなったんでまた次回に(久々なのにこんな終わりか!?)

2007年05月13日

続・フィルムメーカーズフィルムメーカー

また、開いちゃったなあ。
さて、「虹の女神」
久々にうなりました。見た人大概に受けてる「手紙」も相当おもろかったですけど、「虹の女神」に僕が軍配をあげてるのは「何度も見たいか」の差です。
「虹の女神」は8mm映画ってのが題材にもなってるし、劇中にも8mm映画がちゃんと出てきます。
通常の映画の35mmに処理した時に、見るに耐えうるか、なんて心配もあったみたいだけどまったく問題なく、その良さが出てます。
その8mm映画も熊澤監督自身が監督してるわけだけど、やっぱり大学の映研連中が作ったってのを意識してて、明らかにセオリー的にいかんやろ!ってことやってたり、そのへんのこだわりとかにニンマリ。
昼だけどタングステン(夜用フィルム)使ってるんじゃないか?ってシーンもあったりで、8mm好きにはたまりません(最近撮ってないなあ....)
で、昨年沖縄八重山諸島にある離島「竹富島」に行ったんだけど、その「竹富島」を舞台にした「ニライカナイからの手紙」っつー映画があります。

niraikanai.jpg

竹富へ行く前に観てたけど、別にこの映画に感化されたわけでなく(笑)
この映画またいいんすよ。
沖縄舞台っていうと、ナビィの恋とか、ホテルハイビスカス、深呼吸の必要、...まぁ、いろいろあるんだけど、結構「ザ・沖縄!」みたいなのが多い(それはそれでいいんだけど)
が、「ニライカナイ」は竹富舞台だけど沖縄讃歌でもないし、いいんすよ。
「虹の女神」後知ったんだけど、この監督がまた熊澤監督だって。
やばいね、この人。
監督ってカテゴリで僕が好きな日本人映画監督はこれまで大林宣彦、岩井俊二だったんだけど、これに熊澤さん加わっちゃうかなあ、と。
本広監督も好きだけど(「UDON」「サマータイムマシンブルース(一押し!!!)」「踊るシリーズ」等々)
そう、ここでフィルムメーカーズフィルムメーカー。
俗にミュージシャンズミュージシャンって言うでしょ。
ぱっと思い浮かぶのは、例えばXTCとか。
ミュージシャンの中でも一目置かれてる存在(でも意外に売れてなかったりするんだけどw)
日本だと奥田民生とか、そうなんじゃないかな。
で、僕の好きな映画監督ってホント映画が好きで好きで、たぶん同業者からもやはり一目置かれてんじゃないかと。
外国に目を向けると、僕の好きな監督、ジャン=ピエール・ジュネ、デビッド・リンチとか挙げるだけで、やっぱりそっちな気が....
僕の音楽もなんかそっちな気が....
いや、一般受けしたいっすよ、正直。
そういう意味で僕が目指してるのは、時系列めちゃくちゃだけど「アメリ」で大衆(割と)の心を掴み、「ロストチルドレン」「デリカテッセン」でカルト的なコアなファン層を獲得、評価の末、ハリウッドからのオファー「エイリアン4」でそれなりに商業的にも認知度的にも成功したジャン=ピエール・ジュネのミュージシャン版。
これが言いたかったがための長い前振り(笑)

2007年05月19日

初ベース

この期に及んで(?)ベースを知人から安く譲ってもらった。

20070519.jpg

人生初ベース。
左手の握力つーか、筋力アップしそうやね(笑)
薬指がうごかんなあ、やっぱ。
ドカベン(昭和かよ)殿馬みたいにしんとダメかねえ。なんつって。
次回デモ制作がちょいと楽しみ(って以前にまともに弾けるかって問題山積みですが)

2007年05月20日

頭突き

そうだ、久々に連チャンで。
昨日テレビでやってた映画「パッチギ!」
見始めた瞬間友人から電話が入り、それと同時進行的にメシ買いに行くことを思いつき(思いつくんかい)録画にして、今日朝見た。
井筒監督っていうと、まぁ、辛口な印象が強くて、そのせいか定かじゃないが、食わず嫌いだったかも。
この映画めっちゃよかった。
あれだけ、こてんぱんに言うだけあるわと、素直に関心。
僕の中学くらいもああいう話はあったなあ。
どこまでホントでどこまでウワサかわからんけど、相当コワイイメージでしたよ。
あえてかかんけど(っていうか映画の本題とはまったくそれた話でアレだけど)

2007年05月21日

場所

場所ですよ、場所。
今日は昼間っからチャリに乗って界隈をウロウロ。
なかなかないっすね、場所。
腹くくって小田急線高架下でやりましたよ。
背中に視線を感じながらも「オレは怪しくない!」と自分に言い聞かせながら。
で、同じことを夜、ちょいと違う場所でやってたんだけど、
近くの家の人間が庭みたいなとこで、オレの挙動を見張っているっぽく、
なかなか世知辛いっすね、としみじみ。
野球野郎がバット振ってるレベルなんですけど。
ま、ミュージシャンも歌ったり、演奏したり以外のことがあったりするわけですね(謎)

そういやここレイアウト直しましたよ(1週間くらい前な気がするけど)
したくなかったけど、フォントもピクセル指定しちゃった....
あぁ、よろしくないなあ〜

2007年05月23日

2.0

Web2.0とかを意識してんだろうけど、DoCoMo2.0。(ダイハード4.0って....)

「さて、そろそろ反撃していいですか?」

だっけ?
実はこのCM流れた当初からかなり好きです。
あの曲も好きだし、そのキャッチも好き。
なんつーかな、イメージだけどDoCoMoとかってもうちょい保守的なイメージがあったんだよね。
ほら、(ソフト)バンクが↑そういうキャッチってモロって感じだけど。
といいつつ、これまでJ-Phone→Vodafoneとキャリア変えしてません。
あの折りたたみのがまずイヤで、絶対ストレート派なんだけど、ストレートって種類少ないんだよね。
あと、DoCoMoはずっとシェア首位でしょ。
今はauとかきちゃってるけど、Voda/bankって二番手ってイメージがあって。
それは(1)Windows, (2)Macもそうだし(最初がMacだったからってのもあるけど)
(1)スタバに対する、どこだ?ドトール?タリーズ?ただ、これは単にタバコ吸うからスタバにゃ近寄らないってのがあるんでフェアじゃないかな。
あと、マック(バーガー屋の方)に対する、モス?フレッシュネス?とか。
主流じゃなくてオルタナの方を無意識に好んでるんかな、って自分を勘ぐりたくなったり。
おいおい!てことは音楽もそうなんでないの?
なんてツッコミも出て来たりして。
オルタナな方向で業界に風穴あけたバンドも過去にあったりして。
ま、バランスバランス(苦しい....)

2007年05月25日

ようやく

イエス、ようやくZeppの詳細出しました。
今日はまた夏やね。
夏好きだけど、タイミングわりーよ。
昨日、今日となぜか小田急線高架下の砂利でとある練習(怪しい。。)
ま、立ち入り禁止とか札はないんだけど、明らかにそこに人がいたらおかしいやろってな塩梅なんで、通る人はきっと「昼間っからなんだアヤツは!」と思っているに違いない。
違いないので気にしない。これ鉄則。
ま、でも「なんだアヤツは!」ってのもたかが数十秒のことで、家帰ったらそんなやつがいたことも忘れてたりするわけで。
そういや、ちょい前に「鈍感力」読んだけど、当たり前のことしか書いてなくてガッカリ。
「鈍感」なことが(状況によるけど)大事なのっておおかた分かるよね?
分かってるのに「鈍感」になれない場合があって、特に日本人の国民性ってそういう傾向含みがちな気するけど、じゃ、どうすりゃそういう場合、鈍感でいられるんよ?
って解があんだろうと普通に期待して買ったのに、皆無!
ある意味ビックリ。
もうネーミングだけで売れちゃったんかい、くらいなビックリ。
連日汗だくです。

別愛我

tenshidvd1.png

ずっと見たかったこのドラマ made in china。
「別愛我」
日本では写真の通り、「天使の約束」
徐若瑄主演。
彼女のブログでは、彼女のおやじさんが

「おぉ!これはお前が出演したドラマの中で一番いいやんか!」

と涙したと書かれている。
なかなか日本に来なかったんで、中国語字幕でいいんでDVD買おうと思ってたが、これまた中国で現在標準となっているDVD-9だっけか、そういう規格で1枚のDVDに25話分めちゃくちゃ圧縮していれちゃった版か、まだまだ中国もそうだけど、台湾とかでも主流のVCD(VHS相当画質というと分かりやすい)25枚組しかなくて、ガマンガマンだったわけです。
Yahooだかでストリーミングやってたみたいだけど、Macなうちの環境では見れず。
というか、パソコンで動画をじっくり見るのってまだ自分的にダメだなあ。
ノートだからちっちゃいからってのもあるかもだけど。

で、今回はDVD BOX1がまず発売。前半です。
全4CDsに3話づつ収録。
いや、1話が早すぎる.....。
気になって気になって次から次へ行きたいが、時間は有限なんでそうも言ってられず、ジレンマジレンマです。
しかし、多少ストーリーを知ってることもあってか、まだまだ涙!ってとこまで行ってないけどすでにウルウル来てます。。
どうやらめっちゃ泣かされそうでやばい感じです。
そうそう、最初にmade in chinaって書いたけど、中国、台湾、香港合作みたい。
何かね、日本のドラマともちゃうし、韓国とも全然違う。
中国ってきくと、もっと重たいというか、いい話なんだけどジメ〜っとした感じかなあと思ってたら、映像もそうだし、結構モダンで、音楽もポップなコミカルなもんもバランスよくあって、イメージ変わるなあ。
ちょい前にみた「雲水謡」、これも徐さん主演の中国映画なんだけど、描いてた中国映画(例えば、チャン・ツィーの「初恋の来た道」とかあのあたり)とは明らかに違うんだよね。
変革の時期なんかな。
ブログも中国って匿名だと検閲しようがないからって、匿名禁止にしようとしたら猛反対にあって、中座してるって最近ニュースになってたし。
いつか改めて書くかもだけど、これまた徐さん主演のこちらは台湾ドラマ「狂愛龍捲風」もポップでめっちゃ好きです。


2007年05月30日

ベース道

いや、ベース道が何たるかとか全然分かってないっす。
今日は初めて実際のベースでベースを録音しました(って変だなこの表現)
zeppではやらない新曲だけど、これがなかなかいいんす(って自分でほめるんかよ!)
ギターでさえ、コピーしたことほとんどないんで生意気なこと言えないんだけど、ギターやってるとやっぱりベースは割と自然にいけるね。
というか、今まで打ち込みだったわけだけど、実際弾きながらだとベースラインが浮かびやすい感じが。
ルートでガガガガガガガガってやってたのも、なんか動きたくなるっつーか(笑)
めざせブルース・トーマス!
ベース弾きの人でブルース・トーマス!って言う人、いないと思うけど。。
じゃ、めざせポール!
これもいないよな(笑)

続ベース

今日はzeppでやるある曲のベースを録音。
しかしゴースト感がなかなか難しい。
しまいには右親指で弾いてしまっている。。(笑)
人差し指、中指はやっぱり慣れなんだろうなあ。普通に刻むのはやっぱりピックになっちゃうっすね。
どっちにしろ、ちょっと輪郭がハッキリすぎて、そこを改善したいなあ。

「別愛我」は前半12話、一瞬で終わりました。
後半のBOXは1ヶ月近く先なんだよね。
悲しいのう〜

2007年05月31日

感動

感動おせー!
いやいや、今までギター以外打ち込みだったわけですよ、デモ段階。
ベースをリアルに入れられるようになり、さて後はドラムか、最低、と。
話こんがらがってきた。
ま、つまりはMIDIをオーディオにずっと変換したかったわけです。
webとか見ても普通にできそうなのに、なかなか方法分からず、なんなんだよ〜と思ってたんだけど昨日ふと試したらできまして(おせぇ)、そこにまず感動。
それと、イコライジングってまったくしてこなかった。
まぁ、デモだし的なアレ(どれ)もあったわけだけど、デモにしろ何にしろちょっとでも完成度上げたいと思って、やり出したらなかなかに感動。
ま、感動しつつも奥深さに悩みまくりですが。
ホントぶつかるんだよね、見事に。
ギターなんてかなり重ねてるから、各々にイコライジングして好みの音にするのはいいが、もう何がどうぶつかってんだ状態でトホホっすよ、トホホ。
みんなこんなこととっくに通過してんだろうなと思いつつ、これが僕のタイミングなんすよ。ええ。
がんばるで〜

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